若い人でも薄毛が気になるという人が増えています。髪にはヘアサイクルという発毛周期がありますが、その周期は3~7年といわれています。実は1日50本ほど髪が抜けるといわれており、毎日自然な脱毛と発毛を繰り返しています。ヘアサイクルには髪が成長する成長期、毛母細胞の活動が止まる休止期、髪が抜け落ちる退行期があります。一つの毛穴から3~5本の髪が生えており、1本1本独立したサイクルを持っています。このような発毛周期があるのですが、薄毛の人は成長期段階が短く早く髪が抜けてしまうために髪が少なくなってしまいます。丈夫な髪が成長せず、長く頭皮にとどまらないというわけです。

ヘアサイクルを整える生活習慣を

ヘアサイクルを乱す原因として、実は生活習慣が大きく関わっています。例えば乱れた食生活です。髪は成長するために血液から栄養素を吸収しています。栄養バランスが悪いと髪が成長するための栄養素が行き届かず、丈夫な髪が育たないのです。アルコールやたばこ、インスタント食品、暴飲暴食や偏食が頭皮環境を悪くし、髪の成長を妨げてしまいます。また現代人はストレスを抱えている人が多いといわれていますが、ストレスは薄毛を進行させます。血行不良を起こしたりホルモンバランスを乱す元となり、これも血液から十分な栄養が行き届かない原因となるのです。その他にも、過度なパーマやカラーリングも影響します。頭皮が乾燥したり、皮脂分泌が過剰になったりと頭皮環境が悪くなります。

ただこれらの原因は単独ではなく、複数の原因が絡み合ってヘアサイクルを乱している可能性が高いです。薄毛を予防するためには、生活習慣を見直し、ヘアサイクルを整えるよう気を付ける必要があります。

育毛と違って発毛とは人工的なことで増やすのではなく、自然の力で自分の髪が生えて増やしていくことを言います。